若い世代でも発生する若年性認知症の発症年齢の平均は54.4歳。全国に約3万5700人おり、有病率の割合は増加している。真吾さんの妻かおりさんは50歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された。発症から6年、記憶の抜け落ちから始まり今では毎日の洗濯もできなくなり、空間認知能力の低下により日常生活で全面的な介護が必要な要介護3の認定を受けている。真吾さんは仕事・家事・介護を1人でこなすのは限界となっていた。介護者に必要なゆとりをもたせるため、今月から新たな介護サービス「小規模多機能型居宅介護」を利用している。別々に暮らすことも視野に入れ、認知症に対応したグループホムを検討している。取材したこの日、真吾さんはかおりさんとともに思い出の地へ旅行した。
