フクロモモンガの去勢手術は11秒で終了した。続いて来院したのはモルモット。モルモットは尿路結石症にかかりやすく、カルシウムの過剰摂取や飲水不足などが要因となる。自然に排出されることもあるが今回は大きすぎるため手術で摘出する。慎重に尿道の穴を探して摘出に成功した。次に関根院長も頭を悩ます急患が。やって来たのはミーアキャットで、左後脚を骨折しているという。レントゲンで見てみると大腿骨が根本から折れていた。人の場合だと寝たきりや要介護につながる深刻な症状。今回の骨折は骨が短く固定できる範囲もすくないためわずかなズレが関節の動きに影響してしまう。また若いミーアキャットのため骨が細く、5mmの骨を固定するという難手術となる。まず真横の皮膚を開き、直径1mm未満のピンで太さ5mmの骨を貫通し、股関節に2mmだけ刺して固定するという手順。午後7時に手術開始、ピン先の感触と経験を頼りに進め、3時間の手術は成功した。関根院長は、整形外科は難しい、すぐに結果は出ず2ヵ月後見てみたらうまくイカないこともあると話した。
