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「山崎紙器工業所」 のテレビ露出情報

洋輔と中田クルミが坂口さんの帽子を試着した。帽子の被り方は前髪はしまうか横に流す。眉が隠れるか隠れないぐらいまで目深にかぶる。洋輔と中田クルミがお気に入りの帽子を選んだ。中田クルミの帽子は50年ぐらい前のビンテージの材料を使用したものだった。
坂口さんのアトリエには年季の入った道具が並ぶ。秋冬用のフェルト生地の帽子を作っていて、アイロンを使って木型に合わせて伸ばしていく。形ができたら自作の乾燥機で乾燥させる。木型はゼロから作る場合もある。つばの部分は木型からずれないように画鋲で止め、アイロンを掛けていく。帽子を入れる箱は山崎紙器工業所へ依頼。丸箱を頼めるのはここぐらいだそうで、坂口さんは「職人同士運命共同体。絶やさないように」と語った。
坂口さんは一人で帽子を作っているが「ものすごく特殊な作り方をしているので、責任を持って最後まで手を入れて仕上げた方がいいかと思って」とコメント。
坂口さんのこだわりの道具を紹介。欠かせないのが木型。足繁く素材屋さんに通って、デザインのアイデアを得ているという。
坂口さんがベレー帽の作り方を紹介。表布には接着芯を貼る。再度クラウンを中表に合わせて縫い代0.5cmで両脇を縫う。アイロンで縫い代を割り、表側から縫い代の上にステッチをかける。縫い代をトップクラウン側に倒すと仕上がりのステッキがきれいになる。裏布は縫い代を0.6cmにして、表布に入れた時に収まりがよくなる。表布と裏布を合わせて、サイズもとから0.7cmのところで縫い合わせる。
頭のサイズの測り方。眉の上、耳の上、後頭部のでっぱりかあらすぐしたのくぼみをぴったりと結んだ線で測る。そのサイズから+1cmしたサイズが帽子のサイズになる。
ベレー帽の作り方。裏布につけるベルト心がサイズを決める重要なパーツ。リボンをサイズ元から0.7cmのステッチに0.1cm被せるように縫う。リボンを内側に折り込んだら完成。作り方はHPで公開中。
坂口さんのアトリエで先日展示会が開かれた。坂口さんはフードとドリンクでみなさんをおもてなし。常連さんから初めての人まで多くの人で賑わった。坂口さんは夢を聞かれると「帽子っていらない人にはいらないツールだけど、かぶることで日常が彩り豊かになる。デザイナーとしても職人としてもいいかなと」とコメント。

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