続いてはちりめん屋の4軒先にあるそば屋「山形屋」へと向かい、大内宿名物の「ねぎそば」を頂く。お祝いごとに「切る」は縁起が悪いとされ一本のネギを使うようになったのが始まりとされる「ねぎそば」。ネギをお箸の代わりに使用し、薬味として食べながら頂く。乗っている大根おろしを混ぜて掬うと食べやすいという。長谷川さんは「辛味が来るかと思ったけどそんなことはない。良い感じにお出汁と中和されている。弾力があり、歯ごたえがある」などとコメントした。ねぎそばの出汁は大根おろしとネギに合うよう、まろやかに仕立てているという。蕎麦のコシの秘密は打ち付けるようなそば打ちにある。麺の密度を高くした蕎麦を冷水で一気に締めることで、時間が経っても伸びない強いコシが生まれるという。
住所: 福島県南会津郡 下郷町大内山本43