先月行われたパリ五輪世界最終予選のハンガリー戦で、宮崎早織選手は試合残り40秒の場面での判断ミスが忘れられないと語った。宮崎選手いわく、その状況では自分が3ポイントを打つか、ドリブルで持ち込んで2点を取るか、仲間にパスをして打たせるかの3つの選択肢があったという。宮崎選手は3ポイントを打つ選択をしたが、シュートが外れて結果的に惜敗を喫することになった。そこで宮崎選手は次のカナダ戦では自分では3ポイントを打たず、ドリブルで持ち込むか仲間にパスを出すかの2択に絞って臨むことを決意したという。カナダ戦では他選手も宮崎選手の意図を汲み、スペースを空ける動きをして宮崎選手がドリブルで持ち込みやすいようにしてくれたとのこと。最終予選を終えた後、宮崎選手は所属チームで3ポイントシュートの練習を行っていた。宮崎選手は「もう一度パリでメダルを取りたい」などと意気込みを語った。