「関ヶ原合戦図屏風」には小高い山に謎の陣が描かれ、実際の地形と照らし合わせると、玉城と考えられるという。陣旗から築いたのは西軍の名将、大谷吉継と思われる。玉城は関ケ原の山城の中では規格外の広さで、入り口付近は複雑な構造となっていた。本丸には兵士たちが寝起きする仮説の住居が立てられ、多くの兵士を収容できたことを勘案すると、豊臣秀頼を迎え入れようと企図されていたのかもしれない。本丸の櫓からは合戦場全体を見渡すことができ、兵士たちの動きが容易に手に取るように分かったという。
住所: 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
URL: https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/
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