二階元幹事長は昨日の午前中の記者会見で「自らの政治責任を明らかにすべく次の衆院選に不出馬」と表明した。夕方になり、二階氏のもとを訪れた岸田総理は会談後、「自民党の再起を強く促す出処進退であると重く受け止めたところであります」と話し、また二階氏が和歌山県議会議員になって以降の「50年にも及ぶ政治経験を振り返って大変印象深いお話を聞かせていただいた」と説明したが、会談は7分ほどで終わった。一方、岸田総理は国会で安倍派幹部らへの追加聴取を自ら行う考えを明らかにした。聴取はきょうと明日の2日間、安倍派幹部4人を対象に行われる予定。