NTTは構想から7年、IOWNという次世代IT技術を発表した。革新的な光と無線のネットワークを意味する。核となるのは光電融合。電気信号を光信号に変える技術のことで、現在はコンピュータの情報処理には電気信号を使っている。これをより抵抗がすくないエネルギー効率の高い光信号に置き換えるという。電子機器の消費電力は従来の100分の1、高速・大容量のデータ通信は光回線の100倍以上に相当する。これによってスマホの充電回数が大幅に減少し、瞬時に映画などダウンロードが可能に。またAI普及による世界的な電力不足も指摘されているが、こうした問題も解決できるという。NTTには自社単独で技術開発をしたが上手く展開しきれなかった経験が。1999年から始まったiモードは携帯電話からインターネット接続ができる世界初のサービス。メールの送受信ができるようになった。また着メロなど、様々なサービスが普及し、契約はピーク時に4900万件に。一時は海外進出を試みたがうまく展開ができず、ガラパゴス化とも言われ、世界標準には足りなかった。そんな中2017年にはiPhoneが登場。革新的なスマートフォンがまたたく間に勢力を拡大し、iモードは主導権を失った。今年3月末には、その歴史に幕を閉じた。今回はエコシステムという世界の新興企業と協業関係を構築。今回国内外の企業が出資する新たなファンドを設立。アメリカのグローバルファウンドリーズや韓国のサムスン電子など総額800億円規模に。日本とアメリカのシリコンバレーに拠点をおいて新興企業に投資するという。専門家はいろいろなパートナーと手を組むことにより、技術的に補完をしながらビジネス敵にも相互補完して日本が世界の中で良い地位を占めていくなどと答えた。
