松江市にある島根原子力発電所で重大な事故が起きたことを想定し住民が避難の手順などを確認する訓練がきのう米子市で行われた。訓練には原発から30キロ圏内にある米子市崎津地区の住民11人が参加した。参加者たちは最初に集合場所となっている公民館からバスに乗って体に放射性物質が付着していないかを調べるスクリーニング検査をする伯耆町のスポーツ施設に向かった。実際に放射線測定器を使った検査を受けたほか、県の職員から検査会場では検査を受けた人と受けていない人が接触しないレイアウトになっていることなどの説明を受けた。このあと参加者は再びバスに乗って事前に決められているルートを通って避難先となっている倉吉市へと移動した。