ロンドン支局の山田裕規さんは「ロンドンでは様々なシーンで日本文学の広告を目にします。私の周りでも、イギリスを訪れた日本作家のセミナーやサイン会に出かけたというイギリス人もいて、身近なところでブームを感じることが多いです。ミステリーやヒーリングフィクションというジャンルの小説が人気で、書店では非常に多くの日本の翻訳小説が販売されています。翻訳者の活動も大切な要素で、翻訳者同士が知り合ってネットワークが生まれ、多様な日本の翻訳作品に高い関心を持つ海外の出版社が現れるようになったことも、背景の一つとのことです。この好循環は今後も続くかもしれません」などと話した。