東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは今年4月から9月までの純利益で過去最高をたたき出すなど絶好調となっている。同社の筆頭株主が千葉県を本拠地とする京成電鉄で、1960年にオリエンタルランドを設立し、ディズニーランドの建設を物心両面で支えた。現在、イギリスの投資ファンド、パリサー・キャピタルは京成電鉄に対して、オリエンタルランド株の一部売却を要求している。利益は成長投資、株主還元に充てるべきとの考え。同ファンドの創業者、ジェームズ・スミス氏が単独取材に応じ、京成電鉄とは協力的かつ建設的な話し合いを行うことができたという。