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「左官」 のテレビ露出情報

左官業界は平均年齢が56歳と高齢化が進んでおり、若手の育成が課題となっている。東京・千駄木にある老舗左官店の平均年齢は35歳と若い。南アフリカ出身のカーリー・クシュケさんは日本の大学院で建築を専攻した後、この会社にやってきた。新人の左官がこてを持つには3年~5年がかかるが、この会社ではカーリーさんのような入社直後の新人にもすぐにこてを持たせて壁塗りを経験させる。左官歴16年の舞木さんがカーリーさんを指導する様子を紹介した。新人は材料をこてに乗せるだけでも大変だった。ベテランの職人は壁1枚を3分で塗る。この会社ではタブレットを使ってベテラン職人と新人の動きを比較し、時間がかかる原因を調べる。ビジュアル化することで課題を発見させ、どうやって克服させるかを自分で考えさせる。職人歴26年の堀越さんはこの手厚い育成方法に当初は反対だった。堀越さんの下積み時代は先輩の仕事を見て盗めと言われ、一切教えてもらえなかったという。今では若手育成のリーダーを務めている。堀越さんは「昔の教え方もいいとは思うけど、それだと時代についていっていない」と語った。この指導方法の改革によって50%だった離職率が5%にまで下がったという。課題を認識したカーリーさんは5分で壁を塗れるようになった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年1月6日放送 11:42 - 11:54 NHK総合
未来へ17ACTION☆TV働きがいも経済成長も
離職を食い止めるもう1つの方法が「働く姿を写真で記録」すること。職人は1年目と3年目で顔つきが全然変わっていた。悩んでいる若手がいたら、写真を撮って成長を伝えるのが良いうかもしれない。

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