第169回の芥川賞・直木賞が発表された。芥川賞には市川沙央さん。直木賞には垣根涼介さん・永井紗耶子さんの作品が選ばれた。市川さんは難病の筋疾患「先天性ミオパチー」と診断され、移動は電動車いすを使用し、タブレット端末で執筆している。初めて挑んだ純文学作品が「ハンチバック」で主人公は重い障害のある女性。健常者の暮らしへの皮肉などユーモラスに表現され、市川さんの力強い言葉があふれている。
直木賞に選ばれたのは2作品で垣根涼介の「極楽征夷大将軍」、永井紗耶子の「木挽町のあだ討ち」。受賞を受け、都内の書店では特設コーナーが設置されていた。本離れが指摘される中、書店側はSNSで情報を発信している。
直木賞に選ばれたのは2作品で垣根涼介の「極楽征夷大将軍」、永井紗耶子の「木挽町のあだ討ち」。受賞を受け、都内の書店では特設コーナーが設置されていた。本離れが指摘される中、書店側はSNSで情報を発信している。