就任1年を迎えたアメリカのトランプ大統領。年明けには、ベネズエラを攻撃した。真の狙いは、ベネズエラの石油利権だと指摘されるなか、次のターゲットとしているのがデンマーク自治領のグリーンランド。中国・ロシアの脅威からグリーンランドを守ることを理由に、領有を主張している。レアアースなどの確保が本当の狙いだとみられている。グリーンランドには、世界8位のレアアース150万トンが埋蔵されているという。温暖化の影響で氷が解け、鉱物資源の開発や新たな航路の開拓がしやすくなっていると言われている。レアアースなどを探査採掘している会社のCEOは、厚い氷に覆われた厳しい環境から、レアアースなどを採掘することは簡単ではないと指摘。グリーンランドをめぐっては、フランスやドイツなどが部隊を派遣していて、トランプ大統領はこれに不快感を示し、欧州8か国に対して、来月から10%の関税を課すことを明らかにしている。ロシアのラブロフ外相は、クリミアについて、アメリカにとってのグリーンランドと同じくらい重要だと発言したという。グリーンランドを引き合いに出し、クリミア併合を正当化したことになる。ロシア大統領府報道官は、トランプ大統領がグリーンランドを併合すれば、世界史に名前を刻むと考える専門家がいると発言したという。今夜、トランプ大統領は欧州を訪問して演説するという。政権発足当時の支持率は50%を超えていたが、最新の支持率では、支持が不支持を下回っているという。
