年収の壁とは配偶者の扶養に入り、パートなどで働く人が一定の一定の年収額を超えると扶養を外れ、社会保険料の負担が生じ手取りの収入が減るもの。従業員が101人以上の企業などで働く人は年収が106万円を超えると扶養を外れて手取りが減る。働く女性の内非正規雇用が半分以上を占めている。そのため年収の壁は女性が働く時間を抑える要因の1つとも指摘されている。民間の調査では配偶者がいてパートタイムなどで働く6割以上が就業調整をしていると回答。8割が年収の壁がなくなり手取りが減らないなら働きたいと答えている。政府は従業員の年収が1定数以上超えても手取り収入が減らないよう取り組む企業に1人あたり最大50万円の助成金を支給するなどとしている。年収の壁について辻元清美は「制度として古い。昭和の働き方。抜本的に見直す時期だと思う」などと話した。高橋はるみは「働きたいけど働かないという選択をしている方が推定60万人もいる。これが現実。問題の根本的な解決になっていない」などと話した。田村智子は「所得の少ない人に保険料負担が重すぎる。保険料の引き下げをやらないと問題の解決にならない」などと話した。