物語の舞台は、地域医療の中核を担う魚虎総合病院。ここに新設された科に1人の医師がやって来た。松本潤演じる徳重晃は、既存の18の専門診療科とは別に、19番目に誕生した総合診療科の医師。穏やかで掴みどころのない徳重の武器が問診。患者と徹底的に向き合い、時にはそこに隠された嘘を見抜き、患者の訴えを汲み取っていく。小芝風花演じるのは新米整形外科医の滝野みずき。正義感が強く曲がったことが許せず、医療現場の理想と現実に葛藤する。一方、総合診療科が出来たことで他の医師たちは、本当に必要なのか疑問視。徳重の存在が患者や医師たちにどう影響するのか。原作は富士屋カツヒトの「19番目のカルテ 徳重晃の問診」。脚本は、TBSドラマ「コウノドリ」シリーズを手掛けた坪田文さんが担当。患者との向き合い方や現代医療の問題点をこれまでにない視点でフォーカスしていくヒューマン医療エンターテイメント。