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更年期障害といえば女性のイメージだが男性にも同様の症状があり、40代以上の6人に1人は可能性がある。主な症状は健康感の減少や不安など心の症状と疲労感や筋力低下などの体の症状がある。男性更年期障害の原因はテストステロンの低下で、テストステロンとは主要な男性ホルモンのことで、筋肉や骨を強くするなどの働きがある。放置をすると睡眠障害や認知症などの症状が出てくる。専門家は「テストステロンの低下は命に関わる問題」と話した。テストステロンは起床後が高く就寝時間に向けて徐々に低下する。
男性更年期障害に苦しむAさんは約10年前動悸やめまいなどの症状が出た。Aさんは内科や循環器科などを受診したが原因がわからなかった。その後症状が悪化しおととし夏頃に休職した。症状が出て9年Aさんは男性更年期障害というワードを知りおととし男性更年期障害と診断された。専門家は「心身の不調と更年期障害との関連に気づきにくく長年苦しむケースが多い」と話した。
更年期障害の見分け方は9つのチェックリストがあり、3つ以上該当する場合は男性更年期障害の可能性がある。さらに、仕事に支障が出ている場合は医療機関を受診したほうがいい。
テストステロン増加法その1は適度な競い合いで、スポーツやゲームなど他人と競い合うことでテストステロンが分泌する。その2は運動の習慣化で、筋トレなどを継続して行うとテストステロンは上がる。また、姿勢の変化でも増加する。その3は夜更かしをしない。夜中の1～3時ごろに多く作られる。その4はストレスをためない。