悠仁さまは来月から筑波大学に進学される。皇位継承権を持つ男性皇族では戦後初めて学習院大学以外の大学に進学されることになる。杉村太蔵が筑波大学のキャンパス内を取材した。敷地面積は約260平方メートルで単一キャンパスとして国内第2位。校舎間の移動に多くの学生が自転車を利用しており、キャンパスの至る所に駐輪場があった。学食で筑波大学担々麺を味わった。1つのキャンパスに学群と呼ばれる学問分野ごとに分けられた9つの組織が集結し、総勢1万6000人以上の生徒が在籍。多様な交流を図ることができる。5つの図書館は床面積が延べ約3万平方メートル。蔵書数は約275万冊。悠仁さまは生命環境学群生物学類を専攻。悠仁さまは小学校高学年からトンボの調査を始め高2のときに学術論文を発表された。生物学類長の中野教授はトンボに関心を持っている学生も教員もおりトンボ以外に好きな生き物がいる学生もたくさんいる、お互い触発されて熱が深まっていると話した。また筑波大学にとって体育は特に力を入れている分野の一つで、体育系授業に適応した施設も多くある。全学生が1、2年生のときは必修で体育の授業をとる。また悠仁さまの通学方法について側近は「適切な通学方法を考えている」としている。筑波大学生の多くが利用している学生宿舎は単身用の部屋が用意されており安全面は担保されている。筑波大OBの吉田さんは筑波大学生は他校の大学生と交流する機会が少なく同じ在学生内で付き合うケースが多いと話した。