15日にポーランドで行われた総選挙。法と正義が単独過半数に届かない見通しが伝えられ、野党連合が勝利を主張した。複数の野党が連立して政権を奪取する可能性が出てきている。積極的にウクライナ支援を続けてきたポーランド。しかし、EUがウクライナ支援のために穀物の関税を免除したことで、安い穀物が入ってくることでポーランドでは地元農家の反発を受けていた。政府は、反発を受けて穀物の輸入禁止するなどの措置をとった。ゼレンスキー大統領は「モスクワのあの役者へのお膳立てとなっている」と発言した。その翌日モラビエツキ首相は「これ以上ウクライナに武器を供与しない」と話し、その後「最新鋭の武器を供与するつもりはないという意味だった」と軌道修正した。