真田広之が主演兼プロデューサーを務めるドラマ「SHOGUN」が米国のエミー賞で歴代最多の18部門で受賞する快挙を成し遂げた。真田広之が日本人初の主演男優賞を受賞したほか、主演女優賞にアンナ・サワイ、監督賞にフレデリック・トーイ監督など史上最多18部門で受賞した。真田は時代劇を作ってきた先人たちに向けた感謝の言葉を力強く日本語で伝えた。「SHOGUN」は1980年にアメリカでドラマ化され真田の役を三船敏郎が演じたがノミネートもされなかった。世界が認めた日本の時代劇にはおよそ20年にわたり米国で活躍してきた真田の時代劇にかける思いがあったという。真田は海外から見た日本人への間違ったイメージに違和感を抱いており、「SHOGUN」で日本の所作・動作の総監修を務めた帆之亟さんは「本当にうれしい」と話している。