スパルタ教育で知られる戸塚ヨットスクール。創始者の戸塚宏氏が動画で体罰を肯定する持論を展開し批判が殺到している。1976年に開校した戸塚ヨットスクール。厳しい教育方針が不登校の子供や非行少年の更生などに効果があるとして注目され全盛期には100人近くの訓練生が在籍していた。しかし、戸塚氏とコーチらが訓練生に行き過ぎた体罰を与え死亡させるなどの事件が相次ぎ、戸塚氏は懲役6年の刑に服していた。動画の中で戸塚が繰り広げた体罰に関する持論は他にも。やられる側の利益であり進歩を目的としていれば体罰を加えてもいいと主張する戸塚氏。更に自身の経験も交えこう話す。今回、戸塚が出演したのは戸塚を支援する2人のスタッフが立ち上げたYouTubeチャンネル。なぜ、この動画を投稿したのか。男性は「戸塚先生だからこそ伝えられるメッセージは動画として残した方が伝わりやすい」とコメント。しかし、戸塚の体罰を容認する発言について若い世代からはそぐわないとの声。教育評論家の尾木ママこと尾木直樹は体罰は法律で禁止されているとしたうえで「時代錯誤」と訴える。