渋谷ロフトでは、約3000種類のスケジュール手帳を扱っている。日付のない手帳や、推し活手帳などもある。先月の手帳の売上は、前年同月比で4割増えているという。ライフログと呼ばれる日々の暮らしの記録を手帳に書き残すのがトレンドだという。手帳イベントには2日間で1300人が来場した。メーカーによる展示販売会などが行われていた。手帳の中の執事からの質問に答えるだけで、お姫様気分が味わえるという商品は、毎年完売するという。自らの頑張りや成長に気づくことができ、自分が好きになれると評判だという。体調管理のために手帳を使い始めたという人は、字がきれいに書けているかどうかで、当時の体調を振り返ることができるのがいいという。イベントのパンフレットや、味噌汁などの袋を貼って、日々の思い出を記録しているという人もいた。中学生から手帳を使い始めたという大学生は、10年分の手帳を残している。昔の自分と対話することができるツールだという。