その土地ならでは郷土料理。美味しくいただきその味を伝えて残してきたメシ遺産。後継者不足で消えゆく料理も多数ある。さらに気候変動などで取れにくくなる食材も。城島茂と藤原丈一郎、桝太一が鹿児島・いちき串木野市にやって来た。今回、ここで最速のカジキを釣るという。案内してくれるのは今村真央さん。狙うのは秋太郎と呼ばれるバショウカジキ。バショウカジキは去年レッドリストに載って絶滅危惧種になった。クロマグロやニホンウナギもレッドリストに載っていて数を管理しながらいただくことで伝統の食文化を守り続けている。地元の子どもたちのなかにはバショウカジキを知らない人もいた。そのため巨大な1匹を釣り上げ、多くの人に味わってもらい伝統の食文化を伝えることにした。ポイントに到着し釣りを開始。