4年前に開業した高輪ゲートウェイ駅は1日に平均乗車数は9000人程度でJR山手線の駅では最下位である。高輪ゲートウェイシティが来年3月に開業すると1日13万人が乗車する見込みで街自体が激変する可能性がある。駅の真横では30階建てのビルが建設中で大企業の本社や国際会議などでの利用を想定している。JRの車両基地跡があり区域面積9.5haがある。東京ドーム2個分である。30階建てのビルに商業施設やホテルがはいる。
文化創造棟は地上6階建てで新国立競技場などを設計した隈研吾さんのデザインである。日本の四季を表現していて屋上庭園には 四季折々の木が植えられ、花見イベントも行われる。屋上には足湯も入れる。江戸時代には高輪周辺は月見の名所として知られていた。4階には靴を脱いでくつろげる広さ約100畳のたたみも敷かれる。過去から未来へ日本文化の継承がコンセプトである。高輪ゲートウェイシティは羽田空港が近く、リニア新幹線停車駅の品川駅の隣で専門家によると利便性を生かすことで多くの集客を見込めるとしている。