統計開始以来初めてタコの小売価格がマグロを上回った。日本で販売されているタコの半数以上はモーリタニアやモロッコなど海外産でこれまで安価だったが高騰した。たこや三忠では今春ほどんどのメニューを2割程度値上げした。また、以前は2～3kgのタコが主流だったが現在は1kg前後のタコが多い。成田市にあるたこ焼きではタコの仕入れ値が29年前の約3.7倍。ひたちなか市にある水産加工会社ではインドネシア産のワモンダコに目をつけた。海外産や国産のマダコに比べ半額近い値段で仕入れることが出来る。