歯科治療の最前線を紹介する。歯周病治療器「ブルーラジカルP−01」は東北大学の菅野太郎教授がベンチャー企業とともに17年かけて開発した。たった1回、5分の治療で歯周病菌の99．99％を死滅させることができるといい各地の歯科医院で導入されている。30代以上の約7割が歯周病とされ怖いのはかかっても築かないことが多いという。歯周病の原因は歯についた歯垢で歯と歯茎の間にたまると炎症を引き起こし隙間に入っていくが痛みがないため気づきにくいといいこれまでは抜くなどの選択しかなかったがブルーラジカルが新たな選択肢を生んだ。まだ保険がきかず歯1本あたり1万円だが5分で終了、歯を失わずにすむという。菅野太郎教授は「殺菌の方法は過酸化水素と言われる薬剤。口の中に使ってよい過酸化水素の濃度は3％と言われていたが青いレーザーを当てると2つに割れて活性酸素が発生して菌が99．99％死滅する」と解説した。1台約500万円で歯科医意外にも獣医からも問い合わせが多いという。
歯科治療の最前線を紹介する。今、虫歯の治療は削らず痛くない、しかも1日で治療が終わるといい東京・港区・新橋歯科医科診療所小野宇宙医師は「むし歯治療はものによっては2時間でできる」と話した。1日で終わる利点について次の治療までの間に細菌にさらされるリスクが少なくなるという。虫歯治療の患者さんに密着するとレーザー治療で虫歯を蒸発させ麻酔なしで痛み無く終わるという。型どりは口の中を3Dデータで再現しPCで設計、機械で正確に約2時間で削り出すという。詰め物が取れてそこがむし歯になっていた治療は約3時間9万円で終了、選ぶ歯の材質などで値段が変わるという。