今年の春闘について経団連は、従業員500人以上の大手企業を対象に妥結状況などを調べ、1次集計として103社の結果を公表した。定期昇給にベースアップを組み合わせた賃上げ率は5.46%と去年の1次集計を0.08ポイント上回り、3年連続で5%台となった。また月額賃金の引き上げ額は平均1万9964円だった。これは去年の1次集計を622円上回り1976年以降最高となった。業種別でみると、情報通信が8.28%、建設が7.63%、非鉄・金属が6.48%などと高い水準となっている。経団連によると、春闘の労使交渉は減速企業業績などを基に行われるため、大手企業は中東情勢の影響はほとんど反映されていないとされる。
