NHKの前身の1つ、東京放送局は1925年3月22日に始めてラジオ放送を開始。日刊ラヂオ新聞は1925年6月に創刊され同年7月の約1カ月分が見つかった。東京放送局が1日約8時間の本放送を開始した7月12日の新聞も含まれ天気予報のあと「君が代」の演奏、放送局初代総裁・後藤新平のあいさつがあった番組表が掲載されている。英語放送の放送開始を伝える記事では見どころが紹介されている。放送短評では洋楽が多いなどのリスナーの意見も。放送史研究家・川崎隆章さんがインターネットの古書店で購入。新聞は東京・港区の三康図書館に寄贈され来月4日まで展示される。