企業の中で人手不足が深刻化する中、60歳以上の人材の処遇を現役並みに引き上げる動きが出ている。住友化学では定年を60から65歳に段階的に引上げ。59歳時点の給与を10割とした際、60際以上で再雇用を希望した社員の給与は現在4~5割程度だが、今後は9割以上になる人もいるという。住友化学では60歳以上の割合が現在の3%から、10年にないに17%まで上がる見通しだが、短期的にはコストは上がるが、中長期的に見れば業績アップに繋がるので必要なコストと見ている。専門家は今後シニア世代については給与水準は現役世代並みを維持しながら、重要な仕事も担っていく流れになると指摘。日本ケンタッキー・フライド・チキンでは、店長職の年齢制限を5年延長している。過大は年功序列で、能力や貢献度に応じた氷菓が必要になる。