台風7号の接近を受け、ソフトバンクは東北、関東、東海地域のネットワーク拠点を中心に人員体制の強化や移動無線車、電源車など災害用設備の事前配備や点検を行っている。KDDIも東北、関東、中部エリアを中心に必要な機材や復旧のための人員など体制を強化している。衛星から地上に電波を届けるスターリンクも、非常時には活用する予定。NTTドコモは想定される影響を踏まえ災害体制の確立を進めているとしている。東京電力パワーグリッドは台風による停電などに備えて、電源車やポータブル発電機などがすぐに使用できるよう準備を進めている。千葉県や茨城県の沿岸部を中心に復旧対応の人員を増員して緊急事態に備えている。物流の動き。16日から17日にかけてヤマト運輸は北海道、東北、関東甲信、東海地方発着の荷物について、佐川急便は東北、関東、東海地方発着の荷物について配送が遅れる可能性があるとしている。ヤマトの置き配や佐川の指定場所配送サービスについては、雨や風により荷物の安全が確保できない場合には受けられない可能性がある。日本郵便は北海道、東北、関東、信越、東海地方など発着の郵便物やゆうパックなどの一部に配送が遅れる可能性があるとしている。また大雨や強風が予想される関東地方を中心とした地域で、郵便局の窓口業務や配達を一時休止する場合があるということだ。百貨店やコンビニ、飲食店の対応。そごう西武は、台風の影響を大きく受けると予想される、そごう千葉店を全館、あす16日、終日、臨時休業すると発表した。従業員や利用客などの安全を確保するため。
百貨店やコンビニ、飲食店の対応。そごう西武は台風の影響を大きく受けると予想されるそごう千葉店を全館、あす16日は臨時休業すると発表。ファミリーマートでは店舗ごとに一時休業するなど柔軟に対応していく。日本マクドナルドは、本部から各店舗に対し被害防止のための事前対策を取るよう確認している。状況に応じて営業休止の判断を行う。