ノーベル化学賞に決定したそ合憲三名誉教授(76)が先ほど所属する東京理科大学に到着。受賞決定から一夜明けた今朝、買い物のために外出し地元住民から祝福の声をかけられる場面もあった。受賞の理由は「非線形効果と不斉有機合成における自己触媒作用の発見」。そ合さんの研究はここがすごい!1「生命の起源に迫る研究」(日本化学会筆頭副会長・大阪大学・林高史教授による)。筋肉・皮膚の原料・アミノ酸には左・右タイプがあるが人間の体は左タイプに偏っていて科学界の謎だが、片方のタイプを自己増殖させることに成功し「Soai反応」と呼ばれている。ここがすごい!2「薬の開発に役立つ」。逆のタイプが毒になる可能性があるが、Soai反応を使うと片方を人工的に効率よく増殖させることができる。ノーベル賞選考委員会は「医薬品製造のための反応を研究する化学者にとって決定的なものとなった」と評価。1950~2000年に発表された論文の中で「最もエキサイティングな論文のひとつ」と紹介されている。授賞式は12月10日、スウェーデン・ストックホルムで行われる。
