年金は物価などに合わせて上昇する仕組みだが、現役世代の負担を減らすため実質減額を行っている。高齢化が進んでいるので医療費などが増える状態なので、年金生活者には厳しい。連合は5%以上の賃上げを要求しているが、日本商工会議所は「実感としてはちょっとつらいなと感じます」などと語っている。専門家によると90年代から日本企業の競争力が落ち、賃金が上がらず、企業の業績も止まっている。企業の業績が上向かないと実質賃金は上がらないので、下がる可能性さえある。高齢化はやむを得ないが、人への投資を強化する必要がある。