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「日本建築学会賞」 のテレビ露出情報

“いのち輝く未来社会のデザイン”をテーマとする万博が何を見せてくれるのか、8つあるシグネチャーパビリオンのひとつ「クラゲ館」に密着。春を呼び、その年の豊作を祈願する青森・八戸市の祭り「えんぶり」に囃子方として参加していた、クラゲ館のプロデューサー・中島さち子さん。祭りは人々にミライを考えさせる。中島さんはクラゲ館を祭りの会場にしたいという。コンセプトは「いのちを高める」。高校時代、数学に没頭し、1996年、国際数学オリンピックで日本人女性初の金メダルを獲得。東京大学で数学を学ぶ一方、音楽の道へ。現在はジャズピアニストとして活動する傍ら、内閣府の理工系女子応援大使を務め、科学から芸術、数学まで、分野を横断するSTEAM教育を推進している。いのちの未来、揺らぎのある遊び、クラゲだとなり「いのちの遊び場クラゲ館」と名付けることに。外観はクラゲ。周辺では大阪の雑草をあえて育てる。2階には創造の木がそびえ、その下でワークショップなどが開催される。1階ではぐるりと取り囲むスクリーンで世界中の祭りを体感。現在のクラゲ館は建設の真っ最中。クラゲ館を設計したのは小堀哲夫さん。2017年日本建築学会賞&JIA日本建築大賞をダブル受賞。環境にも配慮。鉄筋やコンクリートの使用は最小限に抑え、木材などは再利用する。分解出来る建物。形を変え、成長していくクラゲをイメージしたという。高級機械式時計で知られるフランクミュラーとコラボした、月をモチーフにした作品は、クラゲ館の美術を担当する長坂真護さんが制作した。長坂さんは経営していた会社が倒産、各国の路上で絵を売っていた。ガーナのスラム街で先進国が捨てた電子機器を燃やし金属を取り出している人たちと出会った。大量のガスを吸い30代で死ぬと言われていた。いまその廃棄物からアートを生み出している。クラゲ館の作品にもペットボトルなどの廃棄物を利用。中島さんは大阪・柏原市の大和川石川クリーン作戦で音楽を鳴らしながら参加した。
どんな万博を作りたい?の問いに小堀さんは「万博を通して一瞬共鳴して同じことを考えてみようと」、長坂さんは「命の質量は全員同じ。そこを2025年の万博を機会に1の魂に対する尊厳を80億人分やっていかなきゃいけない」、中島さんは「一つひとつのいのちが開花するような時代を創れたらいいな」などと話した。クラゲ館のこれからを決める会議の始まりはやはり音楽だった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月2日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち(オープニング)
建築家の山崎健太郎が設計した52間の縁側という建物を紹介。

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