東京・日本橋のカフェで活躍しているロボット。操縦しているのは障害や病気などで外出が困難な人たち。ロボットを操作することで自宅にいながら働くことが出来る。この分身ロボットが生まれたのが東京・墨田区にある町工場だった。さらにこの工場は、最新型の風力発電機や段差を乗り越えられる電動車いすなども開発している。アイディアの種が、全国からこの町工場に持ち込まれているという。アイディアを持ってる人をサポートし製品化に結びつける。この仕組みがヒットが生まれる理由。きっかけは分身ロボットを開発した吉藤健太朗さんだった。吉藤健太朗さんは「体を動かすことができないだけでこんなに社会参加が出来ないのだと痛感した。どうすればいいかと考えた時に心の車いすを作ろうと思った」などと話した。浜野慶一社長はこの提案を実現してあげたいと一緒に製品化を進めることにした。最も大事なことは、開発した製品を必要としている人に届けることだという。こうしてこれまでに300社以上の開発を支援してきた。