日本生命は先月28日に介護事業最大手のニチイ学館の親会社を約2100億円で買収することを明らかにした。これについて清水社長は「需要に応えられるような供給体制ができていなければ介護が社会問題課するかもしれない」などコメント。その上で「人口減少が進んでいるなかでは生命保険事業だけを見ると決して楽観視はできない。一種の安心の多面体を提供するようなグループになりたい」などコメント。生命保険業界では第一生命ホールディングスが今月7日に福利厚生事業を手掛けるベネフィット・ワンの買収方針を示すなど異業種の企業を買収することで収益基盤強化をはかろうという動きが相次いでいる。