わんぱく相撲大会に出場するマカル・ユパトキンくんとミコラ・ハラドキフくんに密着。同行したお母さんとコーチを含め全員初来日で6日間滞在予定。宿泊ホテルで合流しこの日は大会前の最期の稽古へ向かった。やってきたのは相撲部屋で初めての力士と土俵に驚く2人。また、相撲部屋には獅司さんという力士がいるがこの日は巡業でいないという。獅司は2020年3月に初土俵を踏んだ各界初のウクライナ出身の力士で今年十両に昇進したウクライナの英雄。そして稽古を開始。2人は普段レスリング場や柔道場で稽古をやっていて四股や相撲式の腕立て伏せを習い、ぶつかり稽古を行った。マカルくんは3人兄弟の末っ子に生まれ7年前から続けているレスリングでは地元大会で優勝するほどの実力者で1年半前にコーチに勧められて相撲を始めた。一方ミコラくんは日本に興味があり柔道をやっていてテレビで観たことがきっかけで4年前に相撲を初体験したのがきっかけ。2人は週5～6日稽古に励んでいたがロシアとの戦争が勃発した。戦争で不安となるが相撲をしているときは楽しいなど話した。そして今年相撲大会がウクライナで開催され優勝し来日することになった。
稽古の後は雷部屋特製の塩ちゃんこが登場しマカルくんとミコラくんが初体験。午後5時半、夕食のため錦糸町へとやってきたYOU達は元琴奨菊こと秀ノ山親方が待っていた。秀ノ山親方は同じわんぱく相撲の全国大会に出場していて相撲の道に進むきっかけとなり、その縁で相撲の魅力を知ってもらいたいと大会出身親方自ら食事に誘ったという。
わんぱく相撲大会当日、全国の予選を勝ち抜いた小学4，5、6年生合計約300人が出場。学年別にトーナメント戦を行い優勝を目指す。マカルくんはひときわ多い子の身長と体重を聞くと176cm、体重103kgでマカルくんより大きかった。