働き方改革が進む中で長期休暇の取得に課題が残っている。日本経済新聞の調査で夏休みなどの理想の連休日数について10日と答えた人が最も多かった事に対し、実際の取得日数は5日にとどまっていることがわかった。周囲や職場への配慮や、罪悪感が背景にあり、長期休暇を取れない理由として「同僚に迷惑をかけるから」との回答が半数を超えた。また休むことに罪悪感があるとの回答も4割にのぼった。連休明けの仕事に対する意欲を聞くと「憂鬱」との回答が7割もいた。休みに充分リフレッシュできないと仕事の成果に影響が出る可能性もある。(日経電子版)