きのう午後10時頃から、高市総理が就任後初の記者会見を行った。時間は、質疑応答を含め約44分間、答えた質問は10問だった。冒頭、高市総理は、国民に対し、新内閣が成立するまで時間がかかったことを謝罪した。午後11時頃、初閣議が行われ、総合経済対策の策定を指示した。高市総理は、物価高対策として、ガソリン暫定税率を速やかに廃止することなどを挙げ、給付金は実施しないとした。今月27日には、トランプ大統領が来日し、28日には首脳会談が予定されている。高市総理は会見で、首脳同士の信頼関係をまず深めていきたいなどとした。外交・安保関連の話題は、44分の会見のうち8分42秒だった。また、「強い日本」や「強い日本経済」などといった安倍元総理を彷彿とさせるようなワードを用いていた。佐藤は、会見の点数は70点とし、質問に対して自分の言葉で力強く語り、らしさが出ていて、会見自体はよかった、政権が安定するかどうかわからない厳しい状況だが、やる気と覚悟を示したことは評価できるなどと話した。林は、会見を60点と評価し、熱量は感じたが、物価高対策は待ったなし、トランプ大統領の来日も控えるなか、真価が問われるのはこれからだなどと話した。八代は、女性総理が誕生した国としては、日本はG7で5番目、OECDの女性の貢献度で見ると、日本は他のG7に比べ低い、性別に関係なく、その人の能力を中立的に見られるようになるといいなどと話した。伊藤は、女性の閣僚への起用について、人材を育成することが重要、総理が女性になったことを機に、女性も政務官などから経験を積ませて、実力をつけてから役割を果たしていくという道筋をつけてもらいたいなどと話した。
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