連立を組む日本維新の会代表の吉村知事が衆議院の解散に合わせ、大阪府知事選挙と市長選挙のダブル選挙を行うことを表明した。大阪都構想の賛否を問う方針だが、党内からは反対の声が相次いでいる。吉村代表は「大阪府知事を辞職し、万博後の大阪の成長、未来のために副首都大阪都構想の挑戦、これを公約に掲げて挑戦させていただきたいと思います」と府知事を辞職すると述べ、大阪維新の会・横山英幸代表代行も大阪市長を辞職し、出直しダブル選挙に挑戦すると表明した。大阪府・河崎大樹府議は「(ダブル選挙に)賛成という方もいたが反対意見の方が多かった。反対とか懸念、心配という声はありました」と述べた。国会議員が出席する両院議員総会でも賛成は4人、反対は26人に上った。日本維新の会・前原誠司顧問は「大阪以外の人間には意味が分からない」と話していたという(共同通信)。大阪都構想とは大阪市を廃止し、現在ある24の区を複数の「特別区」に分割し直すというもの。大阪府と大阪市の二重行政を解消できると主張する。過去には当時の橋下市長と松井知事のもと、賛否を問う住民投票が実施されたが否決していて、橋下氏が正解を引退するきっかけにもなった。その5年後、当時知事の吉村氏が2度目の住民投票に挑戦したが僅差で否決され、「僕自身が(今後)大阪都構想に挑戦することはありません」と述べていたが、みたび挑戦することになる。吉村氏は「副首都法案も含む連立合意の内容について信を問うというタイミングが来れば私がかねがね申し上げたとおり3度目の都構想を挑戦するのであれば民主的プロセスが必要だと。そのタイミングと重なるというふうに判断をしておりました」と述べた。
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