日産は「横浜F・マリノス」の運営会社の株式約75%を保有しているが、経営再建に向け株を手放すかが焦点だった。これを巡り昨夜、筆頭株主であり続けるとしつつ、持続可能性を高めるため株主構成の強化を検討していると発表。株の一部売却の方針を示唆。こうした中、27年度末で車両生産を終える追浜工場を巡り、従業員の受け入れ先について労働組合と協議開始が明らかになった。協議は先月30日に横浜の本社で行われ、エスピノーサ社長などが参加。九州工場へ転籍を予定しているが、できない人は近隣企業の紹介や退職金の加算方針が示されたという。