TVでた蔵トップ>> キーワード

「日田天領まつり」 のテレビ露出情報

大分県日田市は水郷日田と呼ばれ、水の街として知られてきた。400年以上続く伝統の鵜飼は夏の風物詩となっている。日田天領スイカは平均糖度が12度以上あり、桃と同じくらい甘い。シャリシャリした食感が特徴。JAおおいた日田天領西瓜部会の3人の男性が中心となって生産している。梶原真悟さん(36)は鳥取県で2年間、砂漠で育つ作物などを研究した。実家の梨農家を継がずにスイカ作りを選んだ。小山誠司さん(46)の父・博さんは前部会長。スイカ作りに全身全霊を捧げたという。亡き父の後を継いでスイカ作りを始めた。甥の龍聖さん(19)も一緒に作っている。現在の部会長は秋山大輔さん(31)。21歳の時に地元・日田に戻り、スイカ農家で修行した後、独立した。現在は5人の従業員を雇用してスイカや野菜を生産し、若い人が新規就農しやすい環境作りに励んでいる。日田天領スイカ部会は昨年、最新鋭の選果機を導入した。スイカ内部の空洞や密度を測り、光センサーで糖度を計測できる。導入費用は3000万円で補助金を活用した。品質が安定したスイカの出荷が可能となり、昨年度は3万玉以上を出荷した。国内屈指の流通量を誇る福岡大同青果でも高値で取引されていて市場関係者の信頼も厚い。日田天領スイカの出荷時期は5月下旬から10月中旬と長い。千田浩貴さん(36)は去年から秋山さんの農園で働いている。これまで職を転々としてきたが、農業の世界に飛び込んだ。仲間として、ライバルとして、新たな戦力として期待されている。収穫作業は朝5時から始まり、約200玉を収穫する。梶原さんは夜しか食べないという。小山さん達はランチに試し割りを兼ねてスイカを食べていた。
小山さん達が福岡市の岩田屋本店で試食会を行った。価格は1玉8640円だったが、売れ行きは好調だった。
7月上旬に九州地方は大雨となり、スイカにも影響が出た。梶原さんは納得できるスイカだけを収穫していった。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.