日野町の日野菜かぶの最盛期は1960年代。年間500トン生産されていた。しかし、2000年代に入ると和食離れにより漬物の消費量が減少し、生産者は2~3軒になり、生産量も最盛期の100分の1に落ち込んだ。岡さんは資産者を増やす取り組みにも参加している。地元のグループは岡さんたちベテラン生産者の指導を受けながらひとうねずつ育てている。住職の畑野円瑞さんも参加し、寺の精進料理に日野菜かぶを使っている。現在、岡さんらの取り組みにより、日野菜かぶを栽培する農家がおよそ60軒に増えた。
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