保守を自認する政治家の台湾訪問が続いている。自民党安倍派の萩生田光一政調会長、自民党の世耕弘成参院幹事長、国民民主党の前原誠司代表代行、日本維新の会の馬場伸幸代表。麻生太郎副総裁は、戦う覚悟だと発言。防衛力を持つだけではだめで、使うことを中国に意志を伝える必要があり、それが抑止力になるという。明海大学の小谷教授は、勇ましい発言を抑止を勘違いしているなら大きな問題だという。中国は台湾に対して軍事力の圧力を強めていく。岸田文雄総理は、公明党代表に習近平国家主席宛の親書を託す方針だ。李強首相と会談を行う方向だ。たまたま口が滑っただけではないだろう。麻生氏はこの地域で戦争を起こさせないことだと言っている。官邸とすり合わせて言っている。麻生氏は自民党のナンバー2だ。日本政府の意向だとも言える。アメリカと関与していく姿勢を示したのかもしれない。危険な発言だという見方もできる。政府が表立って言えない本年が見える麻生氏の発言。田中さんは麻生氏の発言に注目しているとのこと。ワイマール憲法がいつのまにかナチス憲法にかわっているように、あの手口を学んだらどうかと言っていた。抑止力と言っているがあきらかに軍事力のことを言っている。日本政府は台湾は中国の一部だという。他の国の内部に干渉していると思われても仕方ないが、これが自民党の本音なのだろう。1972年にニクソンと毛沢東が会って、上海コミュニケを発表し、アメリカは軍事介入をする発言はしなかった。台湾有事について何かが起こっていると出演者が言う。中国の軍事的増強が激しい。日本の4.5倍だ。サイバー部隊は桁違いだ。アジアにおいて圧倒的な存在になっている。台湾を見捨てていいのかという議論の時期にきている。麻生氏の発言はその機会を生んだのだろう。