新人の吉岡恵麻さんが注目しているのは現代短歌だという。木下龍也による「あなたのための短歌集」というものも注目を集めていて、現代短歌は季語を使わないなど自由なルールとなっているが、短歌の本は1万部売れれば上場とされる中で5万部を売り上げているという。いろいろな人の悩みやリクエストに答えるものとなっているが、吉岡さんの好きな短歌は「きみがいまつまずきながら描いている 地図は未来でだれかを救う」というものがあるが、「実家にはいつもバナナがある きみがふいに帰ってくる日のために」というものは母が悩みを抱えた娘のためにリクエストしたものだったという。