ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入る方向で調整していることがわかった。統合協議への思惑から日産の株価はストップ高まで上昇した。経営統合は持ち株会社を設立し、その傘下にホンダと日産が入る形を検討しているとみられ、統合で経営資源を共有し、海外メーカーに出遅れているEV=電気自動車分野などで巻き返しを図る。将来的には日産が出資する三菱自動車も合流する可能性がある。両社は、「将来的な協業について様々な検討を行っているが、現時点で決定した事実はない」としている。日産の株価は一時、値幅制限いっぱいのストップ高まで上昇し高値水準のまま取引を終えた。一方、ホンダは大幅に下落して終わった。東証の映像。