自動車メーカーのホンダは、2029年をメドに東京駅前の八重洲に本社機能を移転させると発表した。1985年から40年にわたり東京・青山に構えていた本社を今年5月虎ノ門に仮移転している。青山のホンダ本社ビルといえば、創業者・本田宗一郎氏の「本社ビルを世界一安全なビルにする」という意見を取り入れ、バルコニーは災害時に想定される窓ガラスの落下や延焼を防止する構造になっている。移転の理由について、ホンダは新しい本社は従業員の交流が増え、イノベーションのアイデアが促進されると説明している。青山のビルは、土地や建物の所有権の一部を三井不動産レジデンシャルに譲渡。その後両社が共同でビルを建て替えたうえで、ホンダが一部のフロアを利用する予定だという。
