大阪でそろばん日本一決定戦が開催。北海道・札幌市の永井悠聖さん高校1年生は小学1年からそろばんを習い始め、5年で珠算と暗算の両方で10段に合格。去年は種目別の掛け算で優勝した。今年が最後の出場となる。埼玉・さいたま市の園田柚子さん中学3年生は、5歳からそろばんを習い始め、小学生で両方の10段に合格。これまで数多くの全国大会で優勝している。
今回の大会では全国から448人の挑戦者が出場。大会の目玉は計算のスピードを競う種目別競技の決勝で、6つの種目それぞれで予選を勝ち抜いた上位10人が出場する。各種目の1位～3位にポイントが与えられ、合計点1位に最優秀選手賞が贈られる。4つの種目でTOP10入りした永井さんは4種目、園田さんは5種目に出場したが、2人は1位を取れなかった。永井さんは計算の正確さを競う部門では満点を取り日本一、園田さんは3位となった。