ラグビーW杯。日本対サモアの試合では世界ランク12位のサモアを制し決勝トーナメント進出に王手をかけたラグビー日本代表に現地のファンも大喜び。試合後に選手たちが登場するもその中で一際名前を呼ばれたのがリーチマイケル選手である。W杯では4大会連続出場し日本代表を支え続けるベテランである。そこでリーチ選手がスローインを行った。実はリーチ選手のスローはかなり珍しいという。リーチマイケル選手は「チームにとってこの勝利は大きい」と話した。リーチマイケル選手は今回のW杯にある思いを胸に戦っているという。15歳でニュージーランドを離れ、札幌の高校に留学し、下宿先の森山さん夫婦には大変お世話になったという。リーチマイケル選手は「札幌は自分にとって特別な場所で土台を作ってくれた」と話し”札幌の両親”への恩返 しを胸に4度目のW杯代表として戦うことを決めたという。森山さん夫婦も応援してくれていたが札幌に父・修一さんが今年4月に心筋梗塞で死去した。まずはベスト8を目標に戦い続ける。運命のアルゼンチン戦は来月8日に行われる。