東京・杉並区、開店前のラーメン店にやってきた24歳の女性。女性は一般的なアルバイトではなく、空き時間に単発で働くスポットワーカー。働く側にとっては「空いた時間に働ける」、雇う側にとっては「柔軟に人材を確保できる」。一方で人材のミスマッチやモチベーション低下が起きやすい課題も。ディップの「スポットバイトル」が始めたのは国内初となるスポットワークのボーナス制度。ディップ・藤原彰二執行役員は「ワーカーが意欲的に働くので、スポットワークの課題解決をしながら、ユーザーファーストを貫けるサービス設計になっている」と話した。マッチング後に雇う側の都合でキャンセルとなった場合、スポットワーカーに全額支払う制度も来月中に導入するという。この日の女性の給料は時給1200円×4時間で4800円(交通費除く)。ボーナスが480円ついていた。