捜索隊は日を改めてポツンと一軒家を訪れ、家主の光夫さんと妻のたけ子さんに話を聞いた。家は光夫さんの実家で、敷地は1万坪。元集落だが33年前に1軒だけになった。光夫さんは24代目で、家は養蚕と農業をしていた。光夫さんは椎茸の原木栽培をしており、週3日知的障がい者施設で介助の仕事もしている。3人兄弟の長男として生まれ、中学卒業後実家を出た。大分市内の大型書店に就職し、定時制高校に通いながら勤務した。15年で退職したあとは様々な仕事に就いた。定年までは環境整備の仕事をしていた。続いて家の中を案内してもらった。かつて屋根裏では養蚕をしていた。仏間には元々囲炉裏があり、天井には燻すため開けられるようになっている蓋があった。昔は茅葺き屋根で、天井から蛇が落ちてくることもあったという。光夫さんは雑誌の文通募集の投書欄でたけ子さんの名前を見かけ、当時たけ子さんが住んでいた寮にナンパに行ったことがきっかけで付き合うようになった。5年の交際を経て結婚、ニ男一女を育て、今は独立したが3人とも大分市内で暮らしている。光夫さん夫妻は喧嘩をしたことがないという。
住所: 東京都文京区後楽1-3-61
URL: http://www.tokyo-dome.co.jp/
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